CFP資格とは世界でも通用する上級のファイナンシャルプランナーの資格です。
税金や保険や不動産の知識を総合的に学ぶことで、日々の生活や資産運用に大いに役立つことが期待できますよ。
AFP認定者であればCFP資格試験の受験資格がありますので、ぜひ挑戦してみてください。
今回はCFP資格試験に合格した僕が実践していた勉強法をまとめました。(ちなみに1科目ずつ受験、全て一発合格のタイプです)
そんなことぐらいもうやってるよという方もいらっしゃるかと思いますが、これぐらいでも合格出来たよという点で参考にしてもらえると嬉しいです!
要は天才や秀才じゃなくてもコツコツ勉強すれば合格は十分可能ということです!
その他の資格試験勉強にも役立つこともあるかと思うのでぜひ見ていってくださいね。
CFP資格試験の概要
改めて概要を簡単に整理しておきます。詳しくは日本FP協会のHPで確認してくださいね。
- 6科目の合格が必要
- 一度合格した科目はそれ以降も有効
- 一度に何科目受験してもOK
- 試験は6月と11月の年2回
- 試験は3科目ごと、2週に分けて行われる
試験は1科目120分あります。どの試験でも早々と退出される猛者がいらっしゃいますが、多くの人は時間との戦いでもあります。
※1問平均2分ちょっとで回答しなければ全問回答出来ないのです。
ということですごく疲れる(笑)試験です。個人的には1科目ずつ、もしくは前後半2週に分かれているので週1科目ずつの受験をおすすめします。
※CFP資格を得るには合格後「CFPエントリー研修」と「通算実務経験3年」の両方を満たす必要がありますので注意。
試験の2ヶ月前ぐらい
大体2ヶ月前ぐらいからゴソゴソと試験を意識しだします。まだ教材が揃っていなかったりもするのですが、概ねそれぐらいのイメージです。
問題集が届いたらとにかく問題集を進めてみます。
ハッキリ言って初見では何が買いてあるのかさっぱり分からないです。
でもとにかく問題集をやります。
何故なら試験で何が問われるのかが分かっていないと試験勉強にはならないからです。
試験に出ないところも当然無駄ではありませんが、あくまで試験勉強の順番としての話です。
大体試験1ヶ月前ぐらいまでに分からなくてもとにかく問題集を2週しておきます。
(この時点では丁寧にする必要はないと思います。読むだけでもよいのでとにかく前へ前へ進めましょう)
分からなかったら飛ばしたらいいと思います。大事なところであればどうせまた後で出てくるので。
その際にPCやタブレット等(ノートでも)に問題を解くキーとなる事実(覚えておくべきこと)を1行ずつ書き溜めておきます。
※あまり多く書きすぎないようにしましょう、時間は有限です。
そしてそれをスマホで見れるようして(原始的ですがノートならカメラでパチリ)、通勤時の電車の待ち時間などのスキマ時間に1つずつでいいので覚えます。
理解が追いついていなかったり覚えきれていなくてもこの状態を作っておきます。
試験の1ヶ月前ぐらい
問題集の3週目に突入します。
この時に分からないことがあればテキスト等で内容を確認して理解に努めます。
この段階では問題を解く時にノートを使用して間違った箇所(ケアレスミス含む)やポイントとなる部分をとにかく目立つように赤とかで書いておきます。(試験直前に見返します)
※CFP試験は実生活の内容なので往々にしてネットで検索するとより理解のしやすい資料等が出てきたりしますよ。
引き続きモチベーションの上がらない箇所があれば飛ばして良いと思います。最終的にそこだけ分からないとなれば必然的に理解しようとなるはずです。
試験の2週間前ぐらい
直近の過去問を試験と同じ状態で120分で解いてみます。
この時点で合格点に達してなくてもまだ大丈夫です。
但し、間違えたところは徹底的に復習しましょう。
この時点で今まで飛ばしてきたところが頻出なのであれば出来るようになっておきましょう。
最初の頃と違って、周辺知識があることや他の項目の理解が進んでいることから精神的にもかなり取っつきやすくなっているはずです。
理解が不安なところは声に出して、自分に説明するようにしてみましょう。誰かに教える時が一番勉強になりますが、自分に教えるつもりで声に出して説明すると理解が深まりますよ。
試験の1週間前ぐらい
もう一度直近の過去問を試験と同じ状態で120分で解いてみましょう。
しっかりと復習をしていれば、この段階では合格点は超えていると思います。
あとは、ノートを見返して今まで間違ったところを中心に再度問題を解いてみましょう。
適当に問題集をパッと開いて出てきたページの問題をやってみたりするのも反応力が鍛えられるのでおすすめですよ。
試験直前
今まで使ってきたノートや最初から書き溜めてきたキーとなる事実(覚えておきべきこと)を見直しましょう。
今から新しいことをやって迷ったりするようなら、やらないということも選択肢です。
今までやってきた積み上げで十分戦えると思います。
ケアレスミス(マークミスや選択ミス、問題の○か✕かの勘違い等)だけは絶対無いようにしましょう。
試験中
個人の好みもありますが、基本的に素直に頭から解いていきます。
詰まったら飛ばします。
最初から全問見て解けそうなものから解くという方もいらっしゃるかと思いますが、どれが解けそうか考えるのに使う判断がもったいないのとマークミスを誘発するので個人的には頭からどれだけテンポよく解いていくかを重視していました。
分かる問題は絶対取る、分からない問題は最悪4択に掛ける。但し、分からなくても最善策を取る。
ケアレスミスでの失点は絶対にしない。分かっていたのに時間切れで出来なかった、ミスをしたということは絶対にしない。
こんな感じで望めば実力通りの力は十分出せると思います。
勉強に掛ける時間
平日…1〜1.5時間程度。通勤のスキマ時間に30分、夜に1時間程度。
休日…土日合計で8時間程度。
大体こんな感じでした。多少出来ない日もあるとして2ヶ月で約100時間といったところです。
まとめ
CFP資格試験は1科目ずつであれば2ヶ月コツコツ勉強すれば十分合格可能です。
最初に問題集から取り組んで出題の傾向と回答のコツを掴んでいきましょう。
時間は有限です。効率よくノートを使ってスキマ時間も有効活用。直前の見直しにも利用しましょう。
出来ないところは飛ばしてOK。最後には出来るようになっているはずです。
とにかくケアレスミスをしないこと。実力を出せば合格出来るはずですよ。
以上、参考になれば嬉しいです。あなたもCFP資格に挑戦してみませんか。