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【要約・感想】オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資【audible】

【資産運用と本の言葉】

Twitter(現X)やブログで情報発信をされている「長期株式投資」さんの著書「オートモードで月に18.5万円入ってくる高配当株投資」は投資本として、その分かりやすさ、再現性の高さは特筆すべきものがあります。そんな良本がAmazonaudibleでも聴くことできますので、まだ読んでないよという方はぜひ参考にしてみてくださいね。

長期株式投資さんってどんな人?

長期株式投資さんは、1977年熊本県の生まれで、27歳頃から株式投資を開始されました。

当初は新興個別株などでハイリスクな投資も行っていたようです。

しかし、ライブドアショックやリーマンショックを経て、大型配当株にシフト。

2021年には税引き後配当額が220万円を超えるなど、安定的に資産を増加されています。

僕も著書を出される以前から、Twitterでフォローさせていただいており、落ち着いた言葉のチョイス、市場を見る目の冷静さ、銘柄選びの根拠など多くを参考にさせて頂いています。

コロナショック以降には米国株全盛の風潮もありましたが、なぜ日本株に投資するのかの根拠が明確で、確固たる方針を持たれています。

多くのサラリーマン投資家にとって、参考になる部分がとても多いと思いますよ。

株式投資を行う上で大切にするべきこと

まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ

オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資

特に株式投資の経験が浅い方にとっては、まずは継続することが何より大切。

そのために一気に買わないことであったりや余裕資金で買うことなど、基本的なことではありますが、とても大切なことを説明してくれています。

株式に限らず資産運用はやはり波があります。

その波は読めないものです。大きな思惑や要人の発言で相場は一喜一憂します。

だからこそ、出来ることはしっかりと選定した銘柄(長期株式投資さんは永久保有銘柄と言われています)を粛々と購入していくのみです。

それでしっかりとしたポートフォリオと経験値が貯まっていきます。

リスク回避率に影響する投資指標

長期株式投資さんは投資指標についても解説してくれています。

  • 配当利回り
  • 1株利益(EPS)
  • 株価収益率(PER)

の3つが特に投資初心者にとって確認すべき指標とおっしゃられています。

決算書が読めなくても、ある程度の指標を確認出来るようになるのは、投資のリスクを下げるためには必要ですね。

指標についての説明は本書を参考にしてほしいのですが、個人的にはイメージとして

  • 潰れたら多くの人が困る会社
  • 配当が安定して出ている会社
  • 不況が来ても生き残れる会社

こういう会社の株式を出来るだけ割安に買うことを心掛けることだと思います。

そのためにはやはり数字を見る必要があり、上記の3つの指標はその助けになりますよ。

オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資の感想まとめ

とにかく冷静かつ理論的な良本です。

多くの投資家にとって必要十分な情報が分かりやすく記載されています。

長期株式投資さんのブログ等を拝見していると時にはエイヤッと購入を決断されることもあるようですが、それもベースの企業分析が出来ているが上の最終判断の話ですね。

どういった指標を見て投資企業を決めるか、暴落時にどう行動するかなど、多くのヒントが詰め込まれています。

また、永久保有銘柄の選定基準も大いに参考になるものですよ。

投資家であればぜひ参考にしてもらいたい良本なのでおすすめですよ。

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